炭素繊維接着工
carbon fiber adhesive
炭素繊維接着とは、橋梁耐震補強工事および橋梁補修工事において、コンクリート断面の外側に炭素繊維材シートを接着して、既設部材との一体化を図り、必要な性能の向上を図る耐震補強工法であり、床版をはじめほとんどのコンクリート部材に適用されます。連続繊維は、高強度(鉄筋の約10倍)、軽量(鉄の4分の1)、耐食性・耐久性(錆びない特性を持つ)に優れるという特性を持った材料であり、適切な樹脂で含浸硬化させることによって優れた補強効果を発揮します。橋梁の床版、梁、橋脚およびトンネル覆工コンクリートなどに用いられる補強工事になります。
設置手順
- STEP.01
- 下地処理
- STEP.02
- ケレン
- STEP.03
- プライマー塗布
- STEP.04
- 不陸修正
- STEP.05
- パテ材用プライマー塗布
- STEP.06
- パテ材塗布
- STEP.07
- 炭素繊維シート貼付
- STEP.08
- 保護層の接着
- STEP.09
- 養生
- STEP.10
- 仕上げ塗装