ケーブル式落橋防止装置設置
BRIDGE COLLAPSE PREVENTION DEVICE PC CABLE
橋梁耐震補強工事におけるケーブル式落橋防止装置とは、PCケーブルを利用した落橋防止装置のひとつのことです。ケーブル式落橋防止装置は、強靭なケーブルを使用して橋梁の各部分を連結し、全体の安定性を確保します。これらのケーブルは、橋の主要な構造部分に固定され、特に橋の桁や梁に取り付けられます。主桁同士、または主桁と橋台胸壁を連結し、主桁が支承からはずれても落橋しない構造となっています。スプリングにより地震発生時の水平力を緩衝するシンプルな構造のものが多く、価格性や施工性に優れています。耐震・耐風性能の向上、構造的安定性の保持、公共インフラの安全性と信頼性を向上させるために広く採用されています。また、完全防蝕型の高耐久性に富んだ製品もあります。
設置手順
- STEP.01
- 芯出し素地調整
- STEP.02
- 鉄筋探査
- STEP.03
- アンカー工
- STEP.04
- チッピング工
- STEP.05
- 鋼桁孔明工
- STEP.06
- 部材取付
- STEP.07
- 高力ボルト締付
- STEP.08
- 背面シール工
- STEP.08
- 現場塗装