伸縮装置設置工・伸縮装置取替工
expansion joint work
伸縮装置(ジョイント)は、橋桁の温度変化、乾燥収縮等による変位に対して橋の伸び縮みを緩和する役割を担っており、橋台や橋桁の間・橋桁と橋桁の間に橋梁用伸縮装置を設置し、伸縮材自体の伸縮性を活かして車両を支障なく走行させるために必要なものであります。
しかし伸縮装置は桁端の構造的に弱点の部分に置かれ、直接輪荷重の繰返しを受けるため、形状によっては老朽化が進みやすく最も破損を生じやすい部分であり、耐久性をもとめられる箇所でもあります。近年においては、伸縮装置からの漏水による不具合が多く報告されている為、維持管理においても極めて重要な部位であります。
漏水防止のために既設の伸縮装置を非排水タイプのものに交換する工法もあります。(伸縮装置非排水化)
ジョイント設置工・ジョイント取替工
設置手順
- STEP.01
- カッター
- STEP.02
- はつり
- STEP.03
- 旧ジョイント撤去
- STEP.04
- 伸縮装置設置
- STEP.05
- アンカー設置
- STEP.06
- 配筋溶接
- STEP.07
- 超速硬コンクリート打設
- STEP.08
- 養生