はく落対策工
peeling countermeasure work
はく落防止対策とは、コンクリート片や外壁材等の剥落などの第三者影響度を低減する目的としてコンクリート構造物の建設時に行う、連続繊維シート(ShieM(シーム)-CS(TN)工法・タフメッシュ工法・デンカHG工法など)による対策、繊維補強コンクリートによる対策などを指します。
施工方法として、コンクリート表面にはく落防止性能を有する層を形成する方法、コンクリート自体にはく落防止性能をもたせる工法、老朽化や劣化などによるコンクリート片の落下を物理的に防止するための格子状の網目を持ったコンクリート剥落防止対策ネットを設置する方法があげられます。最近では維持管理の観点から、強靭で透明なウレアウレタン樹脂を塗布することで、均一な膜厚を確保しつつ変状を目視できるタイプの製品もあります。
設置手順
- STEP.01
- 下地処理
- STEP.02
- プライマー塗布
- STEP.03
- 不陸修正
- STEP.04
- 下塗り
- STEP.05
- ビニロンメッシュ貼付
- STEP.06
- 上塗り
- STEP.07
- 仕上げ材塗布