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SSI工法(塩害対策工法)とは?
SSI工法(塩害対策工法)とは、
塩害によるコンクリート構造物の劣化を防ぐために採用される工法の一つです。
この工法は、海岸地域など塩分が多い環境で、コンクリートが塩害の影響を受けないように対策を施します。
【IMEはSSI工法の正会員です】
◆主な特徴:塩分侵入防止: コンクリートの表面に塩分が浸透するのを防ぐため、塩分を遮断する被覆や塗装を行います。
耐久性向上: 塩害に強い材料を使用し、コンクリート自体の耐久性を向上させます。例えば、塩害に強い防水材や浸透防止剤を使用することがあります。
施工の簡便さ: 他の塩害対策工法と比べて施工が比較的簡単で、現場での作業効率を向上させることができる点も特徴です。
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◆主な材料:
【鉄筋防錆材】高性能防錆ペースト SJ1
【断面修復材】遮塩モルタル RP200
【断面修復材】遮塩モルタル RP310
【断面修復材】遮塩モルタル RP310G
【吸水調整材】RPプライマー
【下地調整材】PL200(弾性無機系塗材)
【不陸調整材】PT100(無機系パテ材)
【鉄筋防錆材】高性能防錆ペースト(速硬型) SJ1Q
【断面修復材】遮塩モルタル(速硬型) RP200Q
【表面仕上材】シリコンガード(クリヤー・グレー)
◇遮塩モルタルとは:
コンクリート構造物における塩害対策として使用される特殊なモルタルを指します。
遮塩モルタルは、塩分吸着剤を配合しており、外部からの塩化物イオンの侵入を防ぐ特性を持っています。
特長:塩分吸着剤の使用: 塩分吸着剤がコンクリート中の塩分を吸着、鉄筋腐食を抑制することで長期的な耐久性が向上します。
高強度: 遮塩モルタルは、圧縮強度が高く、耐久性に優れています。例えば、「RP310」の圧縮強度は【40N/㎟以上】です。
適用性: 様々な施工方法(吹付けや左官)に対応しており、現場施工が容易です。
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塩害は鉄筋コンクリート構造物において大きな問題で、鉄筋が塩分によって錆びると、
コンクリートの膨張や亀裂が発生し、構造物の強度が低下します。SSI工法はその予防に有効な手段として利用されています。
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