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岡山県コンクリート診断士会に加入しました
コンクリート診断士とは、公益社団法人日本コンクリート工学会が実施する講習会を受講し、試験によって相応レベルのコンクリート診断・維持管理の知識・技術を保有していると認定され、登録した者に与えられる称号のことです。つまり、コンクリート構造物の診断や維持管理のプロフェッショナル技術者ということができます。
仕事内容は、コンクリート構造物のひび割れ診断、劣化状況の測定や判定、補修対策など、調査、診断、維持管理および、補修設計、リニューアル工事にも関係するものとなります。
この資格制度は、2001年(平成13年)から始まり、2016年(平成28年)2月に国交省により、「公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に関する技術登録簿」の橋梁(コンクリート橋、鋼橋)、トンネルの点検・診断業務の登録もされ有用性も高まり、2024年(令和6年)現在、約14,800名が登録されています。
わが国では、戦後~高度経済成長期にかけて、膨大なコンクリート構造物が構築され、それらは経年とともに老朽化が進み、建設後50年が経過し、一斉に経年劣化が顕在化し、重大事故の発生につながることが懸念されています。このことから、老朽化した大量のコンクリート構造物を、効率的に維持管理し、活用することが今後の構造物管理者、技術者に課せられた最大の課題となっています。
IMEでは、診断・維持管理に関する幅広い知識を持つコンクリート診断士の資格保有者が在籍しており、高い技術力に裏打ちされたサポートが可能です。